アダムジャパンで製造するキューは、ビリヤードプレーヤーにとってのキュースティックを「道具」にとどめることなく、プレイヤーとキュースティックのつながり・信頼性を極限まで高めて、「プレイヤーの意図を具現化する」「無くてはならない存在」に変えることが他社にない特徴です。
中心に芯を入れ、黒檀や銘木をベースに色の違う種板を張り合わせて、寄木細工のように模様を組み、削り磨き上げて作ります。1本作り上げるのに約30人が分担し、5年ほどかけ、熟練の技で完成させます。だからこそ単なる道具ではない魂を感じます。
そうですね。アダムジャパンの歴史は今までになかったものを素早く取り入れる、想像力、行動力に長けた集団です。世界で活躍するトッププロプレイヤーが愛用するアダムキューはそんな職人たちの技が組み込まれた魔法のキュースティックであり、「世界中のプレイヤーに感動を与えたい」と日々チャレンジを繰り返しています。
やはりビリヤードが好き、モノづくりが好きという方で、つくってみたい!製造に携わりたい!という方がほとんですね。出来上がっているパーツを取り寄せるのではなく、材料の仕入れから完成まで各工程に分かれて完成品を分業して制作していきます。
キュースティックの1グラム、0.1ミリ、1%のバランスが プレイに影響しますし、世界チャンピオンが求める キュースティックの精度に応えていくことがトップメーカーとしての義務ですから、どのキューメーカーも作り出せないような構造・打球感のキューを常に追い求めるモノづくりへのこだわりを出していきたいと思っています。その中で生まれたのが最高傑作「MUSASHI」ブランドですね!
現在の取引先は韓国・中国などが増えてきており、今後は新たな市場開拓先としてタイ・ベトナムも視野に入れています。これからもビリヤードを通して「メイド・イン・ジャパン」のモノ作りのすごさを世界中に発信していきたいと思います。
狭山市は、大企業に限らず、国内トップクラスの技術や製品を有する中小企業が多く立地していると同時に、市内には「モノづくり」に対して熱意を持ち、真摯しんしに向き合う人々が多く働いております。
脈々と受け継がれてきた市内企業の優れた製品や技術、働く人々の存在は、「本物」のモノづくりを行う狭山市の大きな原動力であり、貴重な地域資源です。
狭山市では、素晴らしい製品と技術を有する企業と熱意を持つ人々を積極的に紹介し、特に若い世代にモノづくりへの興味と関心を持っていただくと同時に「本物づくりのまち 狭山市」ブランドを確立してまいります!!