本物づくりのまち狭山市

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地元企業の確かな技術・優れた製品を徹底解剖!

プロも納得! 世界の銘器をつくる

終わりなき道を歩んでいきたい

有限会社河野ギター 君島 聡 様

ギターとの出会いはどのようなものでしたか?

祖父がギター職人だったため、誇らしげにギターを作る姿からギター自体は幼い頃からに身近なものとして認識していました。一方で「孫=後を継ぐこと」に対しどことなく抵抗感も持っていたため、ギターに触れることに何となく迷いがありました。


何がキッカケでギター職人の道に入ったのですか?

16歳までは特にギターを意識せず普通に生活をしてきた私にとって、高校2年の時に工房に訪れたことがキッカケでした。工房で働く職人さんにこの会社のこと、製造するギターの価値の高さ、ここで作るギターの音色で感動する人の多さ等を聞くにつれ、いつしか自分の作る楽器で人に喜んでもらいたい、感動を作りたい、そんな想いが湧くようになっていきました。


ギター製造はどのようなプロセスを経て行われるのでしょうか?

河野ギターは「木工」「塗装」「磨き」といった完全分業制でそれぞれの持つプロフェッショナルなスキルを思う存分活かし、最終的に一つのギターとして完成します。中途入社の方が他社で培った色々な知恵・歴史・経験を持ちよることで、分業制としての機能が上手く働くんですよ。
やっぱり職人ということもあり、50周年記念ギターなど特殊なモデルを製造する時は皆盛り上がりますね!楽しさを追求するからギターをつくることへの愛着が湧くんです。


ものづくりにおける「才能」とは?

才能は人によって違います。細かい作業が得意な人もいれば、やや大雑把だけれど仕事が早く機転が利く人もいます。それぞれ違う才能が上手く組み合わさる事で、より良い製品が生まれると思います。


ギター職人という仕事について教えてください

プロなので、自分を追い込んで質の高い仕事をします。そして求めるクオリティが高ければ高いほど、妥協したい心と妥協を許さない精神との戦いになります。あまりにキツイので息子ができても別の道を薦めると思います。(笑) 音作りは今と10年後、または人により求める音が変わります。そして常に自分も変わっていく。ですので一生、満足のいくギターを作ることはできないと思います。でも、私はそういう終わりのない道を生きていきたいと思っています。人生最後に作るギターは人生最高のギターでありたいと思います。


本物づくりのまち狭山市

本物づくりのまちとしての狭山市

狭山市は、大企業に限らず、国内トップクラスの技術や製品を有する中小企業が多く立地していると同時に、市内には「モノづくり」に対して熱意を持ち、真摯しんしに向き合う人々が多く働いております。

脈々と受け継がれてきた市内企業の優れた製品や技術、働く人々の存在は、「本物」のモノづくりを行う狭山市の大きな原動力であり、貴重な地域資源です。

狭山市では、素晴らしい製品と技術を有する企業と熱意を持つ人々を積極的に紹介し、特に若い世代にモノづくりへの興味と関心を持っていただくと同時に「本物づくりのまち 狭山市」ブランドを確立してまいります!!

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