本物づくりのまち狭山市

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地元企業の確かな技術・優れた製品を徹底解剖!

社会からその存在を認められ、期待される企業へ

自分のやりたいことを極める!

八千代工業株式会社 山内 勇人様

どんなキッカケで入社を決めましたか?

実はもともと、クルマやバイクを自分でいじったりしていたことや、Hondaアコードに乗っていたこともあって、自動車関係の仕事に携わりたいと思っていました。また、八千代工業は駅伝で目にする会社でもあったので、就活の際に調べてみると意外と大きな会社だと知り、トライしてみようかな!と思いました。


クルマ好きであればなおさら、仕事を自分ゴトとして感じられますね。どのような業務をしてきましたか?

樹脂材が金型に挟まれてタンクの形になり、その接合部の余分な樹脂を設備がカットします。それをさらに人の手できれいにするのをバリカットといいます。1年目はこのバリカットや外傷の確認などを通じて、タンク自体がクルマのどういった役割を担うのかを学びました。2年目はバリカットをしながら、オペレーター、サブオペレーターとうまく連携して燃料タンクの成形機の点検など、少し広い範囲の仕事を任せてもらいました。3年目の現在は、成形機の点検をして製造工程を確認し、オペレーター、サブオペレーターを交代でこなしながら、でき上がった燃料タンクの表面の厚み、ロックナット、ネジの規格なども確認する業務をメインにしています。


スピードと正確性が大切だと思いますが、一番、大変だったことは何ですか?

払い出しの工程で、いろいろな車種のタンクの種類を覚えることです。Honda車はたくさんありますからね。最初は速いと感じていたラインスピードへの対応や、バリカットの上手な手さばきなど、覚えるまでには先輩たちの動きを見て学びました。今では、私の作業が一番早くてうまいと評判なんですよ!


山内さんは手先が器用なんですね!この仕事の醍醐味は何ですか?

手先が器用というのもありますが、クルマが好きなので日常的にクルマに触れている機会が多いことも役立っているのかもしれませんね。また、燃料タンクは一般の方が見てもよく分からないけれど、Honda車は外から見えない部分も丁寧につくられている。何より、人の命に関わるものなので高品質を保証しないといけない。「当たり前」を当たり前にすることの難しさを、いつも考えています。


今後の目標について教えてください

親族に職人が多いこともあって、大工になりたかったんです。でも私はクルマも好きだし、職種は違うけれど、この仕事で自分の手で稼いで、一つのことを極めてみたい。自分が仕事を通じて実現したいことは、まだまだ知らないことが多い中で、自分の腕を磨きながら時間をかけて「一つの職業を極めたい」ということ。自分でやりたいことを決めて、好きなことに打ち込んで極める。そう考えながら、一歩ずつ前進していきたいですね!(笑)


 


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本物づくりのまちとしての狭山市

狭山市は、大企業に限らず、国内トップクラスの技術や製品を有する中小企業が多く立地していると同時に、市内には「モノづくり」に対して熱意を持ち、真摯しんしに向き合う人々が多く働いております。

脈々と受け継がれてきた市内企業の優れた製品や技術、働く人々の存在は、「本物」のモノづくりを行う狭山市の大きな原動力であり、貴重な地域資源です。

狭山市では、素晴らしい製品と技術を有する企業と熱意を持つ人々を積極的に紹介し、特に若い世代にモノづくりへの興味と関心を持っていただくと同時に「本物づくりのまち 狭山市」ブランドを確立してまいります!!

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