本物づくりのまち狭山市

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地元企業の確かな技術・優れた製品を徹底解剖!

生活に欠かすことのできない製品を提供

貴重な技術をしっかり受け継ぎ、新たな挑戦に向かって。

1940年にベローズ(伸縮自在な金属管)の研究からスタートし、その後ベローズの応用製品を手掛け、現在、自動制御機器・装置・システムの開発、製造、販売する企業として、空調、冷凍冷蔵、給湯、電力プラント、自動車、列車、半導体製造装置等、あらゆる産業でビジネスの幅を広げている鷺宮製作所。オフィスや自宅のエアコン、お風呂(自動給湯システム)、スーパーやコンビニのショーケース、自動車や電車等、日常生活の中で鷺宮製作所の「自動制御機器」や「試験機」が活躍しています。そのため、家電や自動車等に不可欠なコントロールの要となる製品の開発、生産システムの開発、お客様(メーカー等)の課題を解決する製品の提案等、人材においても多岐に渡る領域でエキスパートが育っています。 鷺宮製作所に入社し、製造部、技術部での10年間のキャリアを通じて一連のプロセスに携わってきた南波佐間 一徳さんに仕事の魅力について伺いました。

入社のきっかけについて教えてください。

小さな頃からものづくりが好きだったのですが、鷺宮製作所でつくられる自動制御機器は日常の身近なところにあり、「安全・便利・快適な生活を支える縁の下の力持ち」としての役割を担っている会社であることを高校の教師から教えてもらいました。また、生産ラインを見て感動した当時のことは今でも覚えています。


入社後はどのような業務を担当しましたか。

入社以来、私はベローズに携わっています。ベローズは創業から80年を超える長い年月を経て、たくさんの知見や技術が集約されています。扱う上では様々な知識が必要です。入社当初の3年間は、製造部でベローズの加工業務を担当していました。当時は、目の前の仕事に懸命だったこともあり、全体の中での自分の役割を把握することを難しく感じていました。 その後は仕事の中で少しずつ自信を持ち、先輩方とのコミュニケーションの中で自分自身を磨いてきました。振り返れば、当時、色々な視点をもっていれば、もっと多くのことに挑戦できたかもしれないと感じています。


現在の担当業務を教えてください。

いまは技術部に所属しています。 製品開発について一連のプロセスに携わっています。お客様の設計開発部門との打合せにおいて、お客様のご要望が当社で実現可能か、現場の課題、技術的課題は何かをイメージして、お客様のご要望に応える製品とその生産ラインの設計を行っています。

そのプロセスとしては、お客様からのご要望に基づいた製品設計と複数回の折衝業務、そして試作と評価試験も自ら行います。社内規定を満たした上で、お客様のご要望を満足していれば次に生産ラインの設計です。製造ラインのメンバーと協議を重ねます。製造ラインには同年代やさらに若いメンバーも居ります。伝統と若い活気、この良いバランスの製造ラインは頼もしいです。以上のように進め、スタートから納品まで数か月、あるいは数年を要するプロジェクトもあります。複数案件を並行して進め、ひとつひとつ実現しています。


仕事の魅力について教えてください。

長い歴史の中で誰も成し遂げていない、前例のない難しいプロジェクトや課題もあります。 お客様との折衝、他部署との協働の中での体験や学びは貴重です。その過程を経て お客様のご要望に応えられたときは 何とも言えない嬉しさがあります。 製造ラインを経験して、いま入社10年目で お客様から製造現場までをつなぐ役割を担っていることに、やりがいを感じています。


今後はどのようなことをしていきたいですか。

ベローズは、長い歴史の中で 貴重な技術が発展し受け継がれてきました。 これから、この貴重な技術をしっかり受け継ぎながら、新たな分野、新たな技術に挑戦して、一歩先行く 魅力的な商品、新たな加工技術を実現していくことが目標です。 その中で 自分自身の能力を高め、幅を広げて 成長していきたいと思っています。


本物づくりのまち狭山市

本物づくりのまちとしての狭山市

狭山市は、大企業に限らず、国内トップクラスの技術や製品を有する中小企業が多く立地していると同時に、市内には「モノづくり」に対して熱意を持ち、真摯しんしに向き合う人々が多く働いております。

脈々と受け継がれてきた市内企業の優れた製品や技術、働く人々の存在は、「本物」のモノづくりを行う狭山市の大きな原動力であり、貴重な地域資源です。

狭山市では、素晴らしい製品と技術を有する企業と熱意を持つ人々を積極的に紹介し、特に若い世代にモノづくりへの興味と関心を持っていただくと同時に「本物づくりのまち 狭山市」ブランドを確立してまいります!!

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